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お客様は神様の国

「カスタマーサービス」などというものがほぼ存在しないこの国で暮らしていると、
日本の「お客様は神様」的サービスに出合ってたじろぐことがある。

IT文明は、帰省の時のみならず、オーストラリアにいながら
それを体験することを可能にしたようだ。

先週末は、母の日。
日本の母に花を贈ろうとインターネットで検索していると、
変わった色ということを売りにしているカーネーションを発見した。
普段カーネーションはあまり好きではないのだけれど、
とてもかわいい色だったのでそれに決めた。

数日後、母からの写メールが届く。
みるとなんと、そこにはふつーのカーネーションが・・・。
写りが悪いのかと思い、電話で色を確かめても、なんとも普通の色。
ガッカリしたのと、あまりの違いに何かの手違いかなと思い、
思わず発送先にメールを送ってしまった。
「色が注文したものと全く違うのですが、何かの手違いでしょうか?」と。
(苦情ではなく、問い合わせ、といった感じで。。。念のため)。

2日後、メールを開けてみると、なんとそこには超丁寧なお詫びのメールと、
調査内容と、カーネーション再発送のお知らせメールが。
(決して、きついメールは送っていないのよ、本当よ。)
そして母からも「なぜか今日またカーネーションが届きました」というメールが。

あまりの対応の素早さと、よくこちらに確認することもなく再発送する
この顧客第一主義の対応がかなり新鮮で、ちょっとビビッてしまった。

100%悪かろうとめったなことでは「sorry」という言葉すら聞けないこの国で
暮らしていると、何かあるとすぐに問い合わせる癖がついてしまったようだ。
思わず我に返り、苦情バーさんにならないように日本向けとオーストラリア向けで
対応を変えなければと思った秋の夜。

でも、この精神、少しでいいからこの国のカスタマーサービスに分けておくれ。
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by lakemackenzie | 2008-05-12 22:02 | 日本再発見