ちょっと達成感

1月からやっていた大きなプロジェクトの山場を越えた。

クライアントの都合でスケジュール大幅短縮。
おまけにやっかいな事情が絡んできて、
最初の予算の倍ぐらいにまで仕事の範囲が膨らんだ。

プロジェクトメンバーのMさんに言われた。
「オレは6年この会社にいるけど、こんなにきついプロジェクトはなかった。
アンラッキーだったね。」って。

確かにしんどかった。
最初の一ヶ月は、つらくて本気で泣いた。
一歩会社を出ると、仕事のことなんてすっかり忘れられる自身があった自分が、
こんなに仕事の夢を見るなんて思わなかった。

だけど、だけど、むしろラッキーだった気がする(今だから言えるけど)。

通常のプロジェクト以上に蜜なコミュニケーションが必要だったから、
怖かった外部とのミーティングや電話会議があまり怖くなくなった。
かなりディープな案件をやりとげたってことで、
こっちでもプロジェクトマネジメントをやっていける自信が出来てきた。
通常だったらPMは知らなくてもいいことまで首を突っ込まなくちゃならなかったから、
専門的な知識も増やすチャンスがもらえた。

きっとこのディープエンドにほおりこまれることがなかったら、
これだけのことを経験するのにもっと時間がかかっただろうから、
短時間で詰め込めたのはきっと自分の財産だ。

そして一番の勉強になったのは、人とのコミュニケーション。
プロジェクトメンバーには、すぐに拗ねる新卒君もいれば、
期限は絶対に守ってくれない大ベテランおじさんもいた。
プロジェクトマネージャーといえば聞こえはいいけれど、
クライアントとメンバーの両方から無理難題を押し付けられる調整役。
単一民族で、期限は絶対という暗黙の了解がまかり通る日本でも
つらいことは沢山あったけれど、
ここは多民族国家、多種多様な主義主張。

無理難題を押し付けるクライアントの要望を時には押し戻し、時には受け入れ、
メンバーを説得し、ある日はなだめすかし、時には持ち上げ、時には断固と譲らず。

そしてなんとか山を越えた。

メンバーには本当に感謝の気持ちがこみ上げてきた。
外国からやってきた、英語がつたなくて不慣れなPMにあれやこれやといわれ、
文句もあっただろう。
皆、理不尽なクライアントの要求に、やる気もそがれただろう。
でも、最後までちゃんとやりとげてくれた。
自分が不出来な分、メンバーのありがたみがとても身にしみた。

そして、思いがけないおまけまでついてきた。
先日会社から、感謝レターなるもの+ちょっとしたオマケをもらった。
上がそんなに見ているとは思っていなかったので(失礼!)ちょっと感激した。
こんなにしんどいのはもうごめんだと思っていたのに
あっさりとまた頑張ろうと思ってしまった、単純な私。
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by lakemackenzie | 2008-04-13 16:45 | メルボルン生活
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